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卓上多面検査装置

多品種の小型部品に対応する、卓上型の多面外観検査システムです。上面・側面4方向・下面を撮像し、安定した検査条件をつくります。

卓上多面検査装置のイメージ

小型部品を、見える面すべてから検査

ワークは透明ガラス板の上に置き、上面・側面・下面を複数台のカメラで撮像します。反転機構を使わず、ガラス越しに下面も確認できるため、卓上でも多方向の外観検査に対応できます。

こんな課題に

  • 検査員による判定のばらつきや見逃しを抑えたい
  • 多面を確認したいが、専用の大型設備までは必要ない
  • 多品種のため、品種ごとに検査条件を切り替えたい
  • 検査基準を記録・共有し、品質を安定させたい

特徴

撮像の安定性、運用の始めやすさ、将来の拡張性を両立します。

多方向から撮像

検査内容に応じて2〜8台のカメラを搭載可能。上面・側面・下面など、確認したい面に合わせて構成します。

反転不要で下面も検査

透明ガラス上にワークを置くため、ワークを反転させずに下面の撮像・検査に対応します。

乳白拡散BOXで安定撮像

装置内部を乳白色の拡散板で囲い、反射しやすい金属部品でも安定した撮像条件をつくります。

AI+ルールベースで判定

複雑な外観不良はAI、数値化しやすい項目はルールベースと、検査内容に応じて使い分けます。

オートフォーカスに対応

品種変更時や保守時のピント合わせを軽減。多品種にもスムーズに対応できます。

シンプルな構造から始める

基本構成は搬送・反転機構を持たないため、低コストで保守しやすい設計です。

検査方式

ルールベースとAIを、選択・併用できます。

ルールベース
面積・濃淡・長さなど、判定基準を数値化しやすい項目に適します。既知の不良を早期に立ち上げたい場合にも有効です。
AI
複雑な外観や多品種に対応しやすく、良品ばらつきを含めた学習が可能です。導入後も再学習で改善できます。

検査対象(一例)

  • 傷、打痕、異物、変色、黒点
  • メッキ剥がれ、ショートショット
  • 組付けミス、端子曲がり
  • 対象ワークや欠陥内容に応じて検査方法を設計

簡単運用

人がセットする半自動の基本構成です。

  1. ワークをセット
  2. 多方向から撮像
  3. 画面にOK / NGを表示
  4. ワークを取り出し
  5. NG部を必要に応じてダブルチェック

多品種対応

  • 品種ごとに撮像条件、ピント位置、検査領域、検査方法をレシピとして保持
  • レシピ切替で複数品種に対応
  • ルールベース・AIのどちらでも品種ごとの検査内容を設定可能

基本仕様

カメラ
500万画素モノクロ / カラーカメラ
カメラ台数
2台〜8台
レンズ
高解像度レンズ / オートフォーカスレンズ
処理装置
GPU搭載画像処理用PC
検査方向
上・下・側面
検査方式
ルールベース / AI / ハイブリッド
品種切替
レシピ方式
結果保存
画像・数値をタイムスタンプ付きで保存可能
対象サイズ
200mmまでの小型ワーク
装置寸法
400mm × 400mm × 400mm(ワークサイズによる)

将来の自動化にも対応

  • ロボットによるワーク投入・排出
  • 自動搬送機構の追加
  • PLCとの信号連携
  • 生産システム・上位システムとの連携

まずはシンプルな半自動装置として導入し、必要に応じて段階的に自動化を進められます。

よくある質問

どのような部品に向いていますか?

ネジ、端子、切削部品、プレス部品、ダイカスト部品、樹脂成形品など、200mm程度までの小型部品を想定しています。ワーク形状や確認したい面に合わせて評価します。

AIだけで検査しますか?

傷や外観のばらつきなどはAI、面積・濃淡・長さなど数値で基準化しやすい項目はルールベースと、検査内容ごとに選択・併用できます。

後から自動化することはできますか?

可能です。まずは人がワークをセットする卓上構成で導入し、将来的にロボット投入、搬送、PLCや生産システムとの連携を追加できます。

Contact

実ワークでの事前評価・構成相談を承ります。

対象ワーク、不良サンプル、必要タクトを確認し、最適な撮像・検査方式をご提案します。