両面検査・両面外観検査
ワークの形や流し方に合わせて、表と裏を撮る方法を選びます。
基本の4方式
立てて、左右から撮る

ワークを立て、向かい合う2台のカメラで両側を撮ります。
- 長所
- 反転せずに撮れる。
- 短所
- 支える部分は隠れる。円筒の全周には別の視点も必要。
用途円筒金属部品、板金、カード類
ガラスに置いて、上下から撮る

ガラス板に置き、上下から表裏を撮ります。
- 長所
- 置くだけで姿勢を安定させやすい。
- 短所
- ガラスの汚れや反射が写り込む。
用途歯車、小型の切削品、樹脂部品
カメラを動かす

ワークを固定し、1台のカメラを動かして表裏を順番に撮ります。
- 長所
- 重いワークを裏返さずに撮れる。
- 短所
- 移動時間と空間が必要。下面をふさぐ台では使えない。
用途大型の金属ブロック、加工品
ワークを裏返す

片面を撮ったあと、ワークを180°反転して裏面を撮ります。
- 長所
- 1か所の撮像位置で表裏を確認できる。
- 短所
- 反転に時間がかかり、つかみ跡や落下への対策が必要。
用途金属プレート、丈夫な切削部品
その他の方式
端を支えて、上下から撮る

ワークの端を支え、上下のカメラで表裏を撮ります。
- 長所
- ガラス越しにせず、直接撮れる。
- 短所
- 支える部分は隠れる。薄いワークはたわみやすい。
用途基板、板材、外周をつかめる成形品
搬送の隙間から撮る

ワークの幅全体を線状に撮り、流れに合わせて画像をつなぎます。
- 長所
- 搬送を止めずに表裏を検査できる。
- 短所
- 搬送速度との同期が必要。小さい部品は隙間に落ちる。
用途板紙、包装材、平らなパネル
ミラーで撮る方向を変える

ミラーで光の通り道を曲げ、離れた位置のカメラで撮ります。
- 長所
- 正面にカメラを置けない場所でも撮れる。
- 短所
- ミラーの位置調整と、ピント合わせに手間がかかる。
用途カメラを置く空間が限られた小型部品
落下中に撮る

落下するワークを、複数の方向から短時間で撮ります。
- 長所
- 支える治具に隠されずに撮れる。
- 短所
- 姿勢のばらつきやブレ、回収時の傷が出やすい。
用途落下に耐えられる小型部品、ペレット
両面検査のご相談
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