両面検査・両面外観検査

ワークの形や流し方に合わせて、表と裏を撮る方法を選びます。

基本の4方式

01

立てて、左右から撮る

金属円筒を左右のカメラで撮る配置

ワークを立て、向かい合う2台のカメラで両側を撮ります。

長所
反転せずに撮れる。
短所
支える部分は隠れる。円筒の全周には別の視点も必要。

用途円筒金属部品、板金、カード類

02

ガラスに置いて、上下から撮る

ガラス板の上の歯車を上下から撮る配置

ガラス板に置き、上下から表裏を撮ります。

長所
置くだけで姿勢を安定させやすい。
短所
ガラスの汚れや反射が写り込む。

用途歯車、小型の切削品、樹脂部品

03

カメラを動かす

金属ブロックの上側と下側へカメラを動かす配置

ワークを固定し、1台のカメラを動かして表裏を順番に撮ります。

長所
重いワークを裏返さずに撮れる。
短所
移動時間と空間が必要。下面をふさぐ台では使えない。

用途大型の金属ブロック、加工品

04

ワークを裏返す

金属プレートを反転して固定カメラで撮る配置

片面を撮ったあと、ワークを180°反転して裏面を撮ります。

長所
1か所の撮像位置で表裏を確認できる。
短所
反転に時間がかかり、つかみ跡や落下への対策が必要。

用途金属プレート、丈夫な切削部品

その他の方式

05

端を支えて、上下から撮る

両端で支えた基板を上下から撮る配置

ワークの端を支え、上下のカメラで表裏を撮ります。

長所
ガラス越しにせず、直接撮れる。
短所
支える部分は隠れる。薄いワークはたわみやすい。

用途基板、板材、外周をつかめる成形品

06

搬送の隙間から撮る

コンベアの隙間でパネルの全幅を線状に撮る配置

ワークの幅全体を線状に撮り、流れに合わせて画像をつなぎます。

長所
搬送を止めずに表裏を検査できる。
短所
搬送速度との同期が必要。小さい部品は隙間に落ちる。

用途板紙、包装材、平らなパネル

07

ミラーで撮る方向を変える

ミラーを使って加工部品の表裏を見る配置

ミラーで光の通り道を曲げ、離れた位置のカメラで撮ります。

長所
正面にカメラを置けない場所でも撮れる。
短所
ミラーの位置調整と、ピント合わせに手間がかかる。

用途カメラを置く空間が限られた小型部品

08

落下中に撮る

落下するペレットを左右から撮る配置

落下するワークを、複数の方向から短時間で撮ります。

長所
支える治具に隠されずに撮れる。
短所
姿勢のばらつきやブレ、回収時の傷が出やすい。

用途落下に耐えられる小型部品、ペレット

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