部品カウント | 約6分

小型部品の個数を画像処理で数える方法

部品を面上に広げて撮像し、バックライトと輪郭抽出で個数を確認する基本的な流れを解説します。

画像処理で部品を数える基本

小型部品の個数確認では、部品を面上に広げて撮像し、画像処理で一つひとつの輪郭を抽出して数える方法があります。人手で数える作業を減らしたい場合や、袋詰め前、出荷前、受入時の数量確認で検討されます。

ポイントは、部品が画像上で背景からはっきり分離できることです。部品と背景のコントラストが弱い場合や、部品同士が重なっている場合は、正しく分離するための工夫が必要になります。

バックライトを使う理由

部品カウントでは、バックライトを使って部品のシルエットを出す構成が有効なことがあります。部品を下から照らすことで輪郭が見えやすくなり、面積や形状から個数を数えやすくなります。

ただし、透明な部品、穴の多い部品、光を通しやすい材質では見え方が変わります。バックライトだけで十分か、上方照明や治具が必要かは実ワークで確認するのが安全です。

重なりと接触への対応

画像処理で個数を数えるときに難しいのが、部品同士の重なりや接触です。輪郭がつながって見えると、複数個を一つとして数えてしまう可能性があります。

そのため、部品を広げるためのトレイ、ならし方、作業手順も検討対象になります。画像処理だけで無理に解決するより、ワークの置き方から整えた方が安定することがあります。

品種登録と条件切り替え

複数の部品を扱う現場では、部品ごとに大きさ、形、色、反射が異なります。品種ごとに撮像条件や判定条件を登録し、作業時に切り替えられる仕組みがあると運用しやすくなります。

品種追加が多い場合は、現場担当者がどこまで条件を変更できるようにするかも重要です。操作を簡単にするほど、裏側の設計では誤操作や条件管理への配慮が必要になります。

導入前テストで確認すること

カウント精度や処理時間は、ワークの大きさ、形状、重なりやすさ、背景とのコントラスト、作業手順によって変わります。そのため、根拠のない数値を先に決めるより、実ワークでテストして条件を確認することが重要です。

パッとカウントでは、小型部品を面上に広げて撮像し、個数確認につなげる構成を想定しています。対象部品が画像処理で数えやすいかどうか、まずはワーク評価から相談できます。

Contact

記事だけでは判断しきれない場合も、実ワーク前提で相談できます。

技術情報から製品、用途、お問い合わせへ自然に進めるよう内部リンクを設計しています。